PHPとAjaxでチャットを作ってみる 第2回「入室と退室とセッションと」

チャット作り第2回。
いきなり予定より大幅に遅れての更新と相成りました。


チャットを作ろうと思い立ってから3週間、暇なときにチャットの作り方を
グーグル先生に聞いてみたんですが、良さげな答えがなかったので
やっぱり手作り（というか手探り）で進めるコトに。

で、普通のチャットの場合は入室時に名前を入力すると
それ以降の入力は不要なので、その流れに従います。
前回の http://www6.atpages.jp/guardiancity/weblog/chat01.html では
毎回名前を変えられるので誰が誰だか分からなくなってしまいます。


夜明けのヴァン

ヴァン・ザ・ナイスガイ

不死身のヴァン

実際は同じ人でも別の名前だとネット上では違いが分かりにくいのです。




というコトで今回はチャットの基本「入室」を作ります。

…どう作るんだろう。



チャットそのものの作り方はなくても似たような処理のロジックがあれば
参考になるかなと思い再びグーグル先生に聞いてみたところ、セッションを
使えばいいのではないかと勝手に判断しました。

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説明しよう！
セッションとはコンピュータシステムやネットワーク通信において、
ログインしてからログオフするまでの一連の操作や通信のことである！
- IT用語辞典より

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名前の入力が必要になるのは入室時なので、最初は名前の入力欄を表示し、
入室後にコメントの入力欄に変更するという流れにしておきます。

<？php
    // 入室時の処理
    session_start();

    // 名前欄に入力された文字列をセッションに格納
    $_SESSION['name'] = $_GET['name'];

    $xml = simplexml_load_file('log.xml');
    $node = $xml->addChild('Log');
    $node->addChild('NAME', "お知らせ");
    $node->addChild('COMMENT', $_SESSION['name']."さんが入室しました。");
    $xml->asXML('log.xml');
?>

…と、こんな感じでログ管理のxmlファイルに書き込みます。
一度セッション変数に入れた値はセッションが切れるまで保持されるので
名前を必要とするときはずっとこの値を使います。　例↓

<？php
    // 退室時の処理
    session_start();

    $xml = simplexml_load_file('log.xml');
    $node = $xml->addChild('Log');
    $node->addChild('NAME', "お知らせ");
    $node->addChild('COMMENT', $_SESSION['name']."さんが退室しました。");
    $xml->asXML('log.xml');

    // セッション破棄
    $_SESSION = array();
    if (isset($_COOKIE["PHPSESSID"])) setcookie("PHPSESSID", '', time() - 1800, '/');
    session_destroy();
?>

退室ボタンは付け忘れたんでリロードとかしたときに退室するようにしています。

現状はこちら
http://www6.atpages.jp/guardiancity/weblog/chat02.html


作り終わってから
コレってhtmlで <input type="hidden" value="入室者名"> ってすれば良くね？
と思いましたが後の祭りです。


【現状の機能まとめ】
・画面遷移せずにリロード
・セッションによる入退室管理


チャット作りはまだまだ続く。
続くったら続く。